プレスリリース 2021.04.27

【5月5日は「こどもの日」】 家族のカタチに合わせて住み替えたい方は約6割! 住まいにおける子育ての困りごとは ”危険回避” や ”スペース不足” 4割超がコロナ禍で子育てに関してポジティブな変化を実感

~一都三県の住宅購入検討中の子育て世代へ「子育てと住まいに関する意識調査」実施~

 国内No.1(※1)の中古マンション探しとリノベーションのワンストップサービス「リノベる。」を提供し、テクノロジーを活用したリノベーション・プラットフォームを構築するリノべる株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:山下 智弘、以下 リノべる)は、東京、神奈川、埼玉、千葉にて、現在、小学生以下のお子さまと暮らし、住宅購入を検討している319名に対して、子育てと住まいに関する意識調査を実施しました。

実施背景:

 2020年より、コロナ感染防止対策の一環として子育て世代の多くが在宅ワークや外出を自粛するなど、住まいは”長時間滞在する場所”へと変化していきました。そして、2021年4月23日に発令された3度目の緊急事態宣言により、引き続き自宅で過ごす時間は増え、住まいへの関心は高まっていくことが考えられます。そこで、現在住宅購入を検討している子育て世代に対し、現在の住まいに対するお困りごとや、子育てと住まいに関する意識調査を行いました。現在住まいを検討している子育て世代の方にとって、これからの住まい選びや暮らしの工夫の参考になればと考え、5月5日の「こどもの日」に合わせて本調査を発表いたします。

「リノベる。」のリノベーション事例


調査サマリ

■住まいの中、または周辺環境における子育ての困りごと
住まいの中:「目が届かない」「キッチンに入ってしまう」など、お子さまの危険回避に関する項目に続き、子供部屋や収納、玄関のスペース不足への悩みも多数。
周辺環境:登園や通学などでも通る近隣の道への不安が1位にランクイン。暮らしやすさに直結する近隣の「遊べる場所」がないこともお困り要素に。

住まいの中における子育てに関わる困りごと
1位「料理をしているときに目が届かない」(46.1%)
2位「勝手にキッチンに入ってしまう」(41.1%)
3位「子供部屋がない」(40.1%)

周辺環境における子育てに関わる困りごと
1位「車の交通量が多い道が近い」(17.9%)
2位「近隣にこどもを連れて遊ぶ場所が少ない」(17.2%)
3位「親の不在時、知らない人が訪ねてくる機会が心配(宅急便等)」(17.2%)

■コロナ禍での変化
子育てをする上で暮らしの変化があった方は80.2%
在宅ワークに関する悩みが多い傾向
「コミュニケーションが取りやすくなった」など、ポジティブな変化も

1位「在宅ワークの際、仕事に集中できない」(57.0%)
2位「在宅ワークのスペースがとりづらい」(51.2%)
3位「子供と接する機会が増えてコミュニケーションが取りやすくなった」(45.7%)

■購入予定の住まいの将来的な考え方
家族のカタチにあわせて住み替えを検討する方が約6割
購入する家に一生住み続けたい方と比較して2倍に

■住まいの購入や注文に対して、活動開始から入居までの期間の想定
「1年」と答えた方は3割!一方で、半年以内を想定している方は46.7%

1位「1年」(33.2%)
2位「半年」(31.7%)
3位「3ヵ月以内」(15.0%)
4位「2年」(12.5%)
5位「3年以上」(7.5%)


調査結果

■住まいの中、または周辺環境における子育ての困りごと
住まいの中:「目が届かない」「キッチンに入ってしまう」など、お子さまの危険回避に関する項目に続き、子供部屋や収納、玄関のスペース不足への悩みも多数。
周辺環境:登園や通学などでも通る近隣の道への不安が1位にランクイン。暮らしやすさに直結する近隣の「遊べる場所」がないこともお困り要素に。

住まいの中における子育てに関わる困りごと
1位「料理をしているときに目が届かない」(46.1%)
2位「勝手にキッチンに入ってしまう」(41.1%)
3位「子供部屋がない」(40.1%)

周辺環境における子育てに関わる困りごと
1位「車の交通量が多い道が近い」(17.9%)
2位「近隣にこどもを連れて遊ぶ場所が少ない」(17.2%)
3位「親の不在時、知らない人が訪ねてくる機会が心配(宅急便等)」(17.2%)

 住まいの中に関わる困りごとは、1位「料理をしているときに目が届かない」(46.1%)、2位「勝手にキッチンに入ってしまう」(41.1%)、3位「子供部屋がない」(40.1%)、4位「洋服の収納スペースが足らない」(37.0%)、5位「子供が遊べるスペースがない」(35.1%)が並び、お子さまの危険回避対策に関する困りごとに続き、子供部屋や収納のスペース不足の悩みが多い傾向となりました。外遊びを自粛せざるを得ない期間もあるなかで、お子さまが過ごす場所の重要性も上がっているようです。また、「玄関が狭い」(23.8%)ことに困っている方も多く、ベビーカーや外遊び道具を置く場所に関する悩みもみられました。

 また、周辺環境における住まいへの困りごとは、「車の交通量が多い道が近い」(17.9%)、「近隣にこどもを連れて遊ぶ場所が少ない」(17.2%)、「親の不在時、知らない人が訪ねてくる機会が心配(宅急便等)」(17.2%)など、こちらに関してもお子さまの危険回避に対する困りごとが多い傾向となりました。

■コロナ禍での変化
子育てをする上で暮らしの変化があった方は80.2%
在宅ワークに関する悩みが多い傾向
「コミュニケーションが取りやすくなった」など、ポジティブな変化も

1位「在宅ワークの際、仕事に集中できない」(57.0%)
2位「在宅ワークのスペースがとりづらい」(51.2%)
3位「子供と接する機会が増えてコミュニケーションが取りやすくなった」(45.7%)

 コロナ禍で在宅時間が増え、子育てする上でどのような変化が生まれたのでしょうか?

 暮らしの変化について質問したところ、80.3%の方が「変化があった」という結果となりました。具体的には、1位「在宅ワークの際、仕事に集中できない」(57.0%)、2位「在宅ワークのスペースがとりづらい」(51.2%)など、在宅ワークに関する困りごとが多く見られる結果となりました。一方で、約5割の方が「子供と接する機会が増えてコミュニケーションが取りやすくなった」(45.7%)と答え、お子様と自宅で過ごす時間が増えたことで多くの方にとってポジティブな変化も生んでいることがわかりました。

■購入予定の住まいの将来的な考え方
家族のカタチにあわせて住み替えを検討する方が約6割
購入する家に一生住み続けたい方と比較して2倍に

 購入予定の住まいについて将来どうする予定か聞いてみたところ、「子供が大きくなったら、住み替えたい」(43.3%)、「子供が巣立ったら、住み替えたい」(15.0%) と回答した方を合わせると”住み替えを検討する方”が約6割という結果となりました。「購入する住まいに一生住み続けるつもり」(34.5%) と答えた方と比較しても、2倍の方が家族のカタチに合わせて住み替えを検討していることがわかりました。。昨年実施した弊社調査(https://renoveru.co.jp/news/4096/)の中で、東京において過去10年に新築マンションを購入した20~59歳の方に住み替えの意向を聞いたところ「将来的には可能性がある」と答えた方は43.7%でした。これと比べても、買い替え意向は高い結果となり、家への認識が「一生に一度の買い物」から「家族や暮らしに合わせて住み替える」意識の変化が垣間見られました。

■住まいの購入や注文に対して、活動開始から入居までの期間の想定
「1年」と答えた方は3割!一方で、半年以内を想定している方は46.7%
1位「1年」(33.2%)
2位「半年」(31.7%)
3位「3ヵ月以内」(15.0%)
4位「2年」(12.5%)
5位「3年以上」(7.5%)

 

 住まいの購入や注文に対して、活動開始から入居までの想定する期間は、1位「1年」(33.2%)、2位「半年」(31.7%)、3位「3ヵ月以内」(15.0%)と、半年と想定される方が約5割、1年以内と想定する方は全体で約8割となりました。一般的に、注文住宅での入居を検討している方にとっては、少し短めの想定とも言えます。弊社が提供するサービス「リノベる。」にて、中古マンション探しとリノベーションの設計・施工を行う場合も最短で半年程はかかるため、来年の4月の新生活シーズン前への入居を考えている方には、もうそろそろ動き出す必要があるかもしれませんね。

子育て世代の暮らしの工夫例(「リノベる。」リノベーション事例より)

 今回の調査の中でわかった子育てする上での暮らしの困りごとは、リノベーションの中で工夫ができることも多くあります。中古マンション探しとリノベーションのワンストップサービス「リノベる。」の事例から、どのような工夫ができるのかを具体的に写真を交えてご紹介します。

【状況の変化に応じてアレンジ】LDKから見守ることのできる遊び場は、将来的に子供部屋へ変身!

 家の中の困りごと1位であった「料理をしているときに目が届かない」。これは、対面式にしたキッチンにより料理中もお子さまを見守れるようにすることで解決することが可能です。キッチンから見える位置に設けたお子さまのセミオープンの遊び場は、将来的に間仕切り、子供部屋にも変化させることも可能です。(掲載ページ:https://www.renoveru.jp/renovation/275

【収納やワークスペース問題を解決】個室も確保しつつ最適なスペースを調整し、広い玄関とワークスペースを確保

 困りごとで上位にランクインしていた狭い玄関は、寝室や子供部屋など居室をコンパクトにまとめることで、大容量の収納スペースを確保することで解決ができます。あわせて、在宅ワークで多くの方が困っていたワークスペース問題も、独立する形で設けることで快適性が上がりました。(掲載ページ:https://www.renoveru.jp/renovation/340

左:カーテンの奥には大容量収納 中央:収納兼ワークスペース 右:玄関壁面にも靴の収納スペース

【空間の有効活用】三段のロフトを設けて独立した子供部屋と収納を確保

 困りごと2位にランクインする「子供部屋がない」問題。これをオリジナルのロフトを造作することで解決した事例がこちらです。三段にすることで最上段は収納スペースとしても有効活用。64㎡の限られた面積の中、お子さま3人分の独立した子供部屋が確保できました。またコミュニケーションのベースとなるLDKには、対面式のキッチンを設置し、その前には可動式のテーブルを用意。配置を変えれば大きなダイニングテーブルにも変化します。(掲載ページ:https://www.renoveru.jp/renovation/74

【お子さまの運動不足も解消】ロフトの横にうんていを設置し、在宅であっても運動が可能に

 再び緊急事態宣言が発令された今、公園への外出もコロナウイルスへの感染リスクを下げるために控えようと考えている方も多いのではないしょうか。こちらの事例では、ロフトの床と同じ高さには、1本ずつ塗り分けられたカラフルなうんていが取り付けられています。その下は、柔らかいコルクタイルで仕上げているため、床でのびのび遊べる場所であり、旦那様の筋トレも手軽にできます。洗濯物の室内干しにもぴったりの、ひとつで三役の頼もしい設備です。また、横にはお子さまに人気の秘密基地でもあります。ご自宅で思い切り遊べそうですね。(掲載ページ:https://www.renoveru.jp/renovation/297

子育てに関連する記事『リノベるJOURNAL』

ファミリーが暮らす、50㎡〜60㎡のリノベーション事例集:https://www.renoveru.jp/journal/976

子供部屋、どうしてる?子育て世代のリノベーション事例8選:https://www.renoveru.jp/journal/6540

現役パパ&ママが考える「子育てはかどる」リノベーションアイデア9選:https://www.renoveru.jp/journal/2797

総括

 今回の調査では、子育て中のみなさまにに調査対象を絞ることで、一般の方との住み替えに関する意識に差がみられる結果となりました。困りごとの上位にお子さまの危険回避やスペース問題がランクインしていることが示しているように、お子さまの成長や巣立つタイミングによって、家族にとっても必要なスペースや機能は変化します。これらを解決するひとつの方法として暮らしに合わせて柔軟に住み替えることが求められるようです。また、事例を見ていただくとわかるように、子育てに関するお困りごとはリノベーションを選択することで解決しやすいことも多く、また、資産価値の目減りが少なく将来の住み替えがしやすいという点でも、中古マンション購入+注文型リノベーションは家族ごとにあるお悩みに寄り添うことができるという観点で、子育て世代に親和性が高い住まいの選択肢とも言えるのではないでしょうか。

 リノベるでは、調査を通し自分らしく素敵に暮らすことの気づきやきっかけをご提供することで、ミッションである「日本の暮らしを、世界で一番、かしこく素敵に。」の実現を目指してまいります。

子育て世代の住まいを多く手がける「リノベる。」デザイナー 本多 史弥 コメント

 私たち「リノベる。」では、ご出産をキッカケとしたファミリーのお客様も多く、今回の困りごとの内容は打合せの中ですべて実際にお話を聞いた内容でした。例えば対面式のキッチンはお子さまの見守りだけでなく、家族みんなで一緒に料理ができたり、来客の際にはコミュニケーションを図ることも可能です。また、収納計画は、散らかりがちな子育て世帯にとって家事負担軽減という点でも有効です。洗濯物の片づけがスムーズなファミリークローゼットや、物の置き場を決めることで片付けやすい収納計画、ベビーカーや外遊びおもちゃを置ける広めの玄関スペースなどは人気です。また、親の不在時の対応やカギの問題も良く聞かれる困りごとです。弊社で標準提案しているスマートホームの導入がこの問題解決にはおススメです。例えば遠隔で部屋の様子を見守れるカメラや、ドア開閉を遠隔でできるスマートロックなどの導入により解決が図れるかと思います。
 多くの事例を通して培ったナレッジにより、弊社では子育てを前提とした暮らしに対しても幅広くご提案が可能ですので、これから住まいを探し始める方や、お困りの方やがいらっしゃれば、まずはお気軽にご相談ください。

来年の新生活に向けて住まい探しのスタートダッシュ!イベント『リノカツウィーク』のご案内

 2021年4月29日(木)~5日(水)のゴールデンウィーク期間中に、リノベーションを知り、学ぶことができる「リノカツウィーク」を開催いたします。

 「リノベーション活動」、略して「リノカツ」は、中古マンション購入+リノベーションを知り、学び、体験する活動について名付けたものです。今年のGWは、中古マンション購入+リノベーションをいちから学べるイベントとして、オンラインでの「中古購入+リノベーション基礎セミナー」やオンラインカウンセリングを拡充するほか、「リノカツウィークスペシャルイベント」として、4月19日にプレスリリースを配信したTBS金曜ドラマ『リコカツ』とのコラボセミナーや「インテリアから考える、中古を買ってリノベーションの進め方」を学べる講座など、様々な角度からリノベーションを知っていただく機会をご提供いたします。
 また、期間中に開催する「リノカツウィークスペシャルイベント」にご参加いただいた方へ、リノベるが企画・編集協力をおこなった『Pen+ リノベーションで実現する、自分らしい暮らし。』をプレゼントいたします。

▼詳しいイベント概要は公式サイトをご覧ください
公式サイトURL:https://www.renoveru.jp/lp/rinokatsu-week

調査概要

調査方法:webアンケート方式
調査対象:20代~40代の東京、神奈川、埼玉、千葉にて、現在、小学生以下のお子さまと暮らし、住まいの購入を検討している方
サンプル数:319名
調査実施日:2021年4月14日(水)~2021年4月19日(月)
調査主体:リノベる株式会社

※ 本リリース内容を掲載いただく際は、出典「リノベる調べ」と明記をお願いいたします。

リノベる株式会社 概要

 2010年より中古マンション探しとリノベーションのワンストップサービス「リノベる。」をスタート。リノベーション空間を備えたショールームを日本全国各地に展開し、物件探しから住宅ローン、リノベーションの設計・施工・インテリアまで、中古マンション探しとリノベーションの一連の流れをワンストップでサポートしています。また「都市創造事業」として、一棟リノベーション・コンバージョン、商業施設・オフィス設計など事業者向け不動産再生事業を行っています。人が集まる空間をデザインし、まちの魅力を高め、まちと人をつなぐ。企画、建築設計、施工をサポートし、未来に続く価値を生み出します。
 累計3,500戸超のリノベーション実績によって蓄積されたノウハウと、日本全国の不動産から工務店、金融機関まで網羅するネットワーク、積極的なテクノロジー活用で、中古マンション探しとリノベーションのワンストップサービスにおいて国内No.1の実績を有しています。さらに、そこから得られたデータ・知見をもとにリノベーション業界に特化したプロダクトを開発、業界に提供するプラットフォームサービスを展開しています。2019年9月には、株式会社MFSと共に、リノベーションの住宅ローンマッチングに特化した合弁会社「モゲチェック・リノベーション株式会社」を設立。不動産、建築、金融の領域で、テクノロジーの活用とオープン化を推進しています。

会社名:リノべる株式会社
代 表:代表取締役 山下 智弘
資本金・資本剰余金:24億3,986万円
設 立:2010年4月
所在地:本社 東京都港区南青山5丁目4‐35 たつむら青山ビル
事業内容:テクノロジーを活用したリノベーション・プラットフォーム事業、マンション・戸建てのリノベーション、一棟リノベーション・店舗・オフィス・商業施設の設計施工及びコンサルティング

コーポレートサイトURL:https://renoveru.co.jp/
リノベる。URL:https://www.renoveru.jp/
都市創造事業URL: https://renoveru.co.jp/citycreate/

※1   ワンストップ型リノベーション件数(リフォーム産業新聞社刊『マンションリフォーム売上ランキング2020』にて、ワンストップサービスを手掛ける事業者として首位)