【Vol.79】“偏愛くらし”の発信をスタート!好きが詰まった多様なくらしが溢れる世の中に/イベントレポート:猫づくしの展示に潜入してみた

2023.06.01
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【Vol.79】“偏愛くらし”の発信をスタート!好きが詰まった多様なくらしが溢れる世の中に/イベントレポート:猫づくしの展示に潜入してみた

※2024年2月に「偏愛くらし byリノベる。」は「好きでつくる暮らし byリノベる。」へ名称変更しました。

何をしている時間が好きですか?から始まる住まいづくり

住まい探しというと、まず、立地や駅距離、間取り、広さなど、お客さまの希望条件をヒアリングして探し始めることが一般的ですが、リノベるはちょっと違います。

私たちがまずお客さまに語りかけるのは「お休みの日、どんなことをしていますか?」「ご自宅で何をしている時間が好きですか?」という言葉です。「好き」や「したい暮らし」から、本当に大切なものを紐解きながら、物件を選び、リノベーションプランに落とし込んでいく、そんなプロセスを大切にしています。そうして生まれた世界に一つの我が家で暮らす、お客さまの幸せそうな姿に、自分の「好き」を大切にした暮らしの豊かさ、リノベーションの可能性を教えてもらいながら、5500戸超(2023年5月時点)実績を重ねてきました。

お客さまに教えてもらった「好き」を大切にした暮らし。そこには、多くの人が自分らしく生き、暮らすためのヒントがあるのではないかと思い、新たな発信を企画しました。その名も「偏愛くらし」。

 

偏愛、自分らしい「好き」をいつくしむ

これまで5500戸超のお客さまの住まいづくりのお手伝いをしてきて感じたことは、誰もがちょっとした「偏愛」を持っているということです。ここでいう「偏愛」は誰もが持っている「好き」というきもちを指しています。

料理が大好きで大胆なキッチンスペースを確保したり、キャンプが大好きで玄関土間にアウトドアスペースを作ったり、猫が大好きでのびのびできる大きなキャットウォークを設置してみたり。お客さまが好きなことを大切に、楽しそうに住まい作りをされ、今も愛着を持って暮らしていらっしゃる様子を見て、こうした体験をもっと増やしていけたらと考えました。

「偏愛くらし」を発信することで、自分なりの「好き」を大切にするくらしを送る人を増やしていきたい。こうした願いから「偏愛くらし」の発信をスタートすることなりました。

 

第1弾のテーマは「猫」

第1弾のテーマは「猫」です。

最近は「ペットは家族」という考えがますます強まっており、リノベる。においても、猫のためのリノベーションを施されたお客さまは年々増加傾向にあります。「リノベる。Days」Instagramアカウントでも、猫と暮らす様子が数多く投稿されていました。

猫が家族の一員として大好きなお客さまは、猫と人がお互い幸せに暮らせるように随所に工夫を凝らし、愛着を持って暮らしてくださっています。

リノベる。Daysインスタグラムアカウントの一例

今回は、リノベるで生まれた猫とのちょっと偏愛なくらしを、エピソードとしてお伝えすべく、展示イベントの開催やYoutubeでの発信を行いました。

展示イベントは「偏愛くらし展#猫 byリノベる。」と題し、4月の土日で計5日間、リノベる。表参道の地下イベントスペース「b1./ビーワン。」を一般開放し開催しました。

 猫リノベーション完成までの軌跡をたどる「わたしの偏愛ストーリー」展示や、猫リノベーションのアイデアを紹介する展示の他、フレッシュフードブランド「uniam(ユニアム)」のPOPUPを常設したり、木製猫ボウルスタンドを作るワークショップや、猫とくらす住まいを考える猫リノベ座談会のほか、猫を撮るカメラ講座など、猫との住まいを考えるきっかけになるイベントです。

「偏愛くらし展 #猫 byリノベる。」キービジュアル

YouTubeでは、猫好きによる猫リノベーションの日常を紹介する、猫のルームツアー動画を公開しました。

 

イベントレポート「偏愛くらし展 #猫 byリノベる。」に潜入

実際に詳しいイベントの様子をレポートします。

今回はなんと、総勢181名のお客様にご来場いただき、猫と幸せに暮らす住まいをご覧いただきました。来場者様のほとんどが猫好きで、猫のためにこんな暮らしができるんだ…!と、眺めながら想いを馳せている姿が印象的でした。

表参道から骨董通りに進むと見える「リノベる。表参道」。入口から入場いただき、猫の足あとをたどると会場に到着します。

入口に看板を設置し、スタッフでビラ配りも行いました

猫の足の形をしたカッティングシートを入口前の階段に

キービジュアルと、ShopBotで制作したパネルでお出迎え

今回の展示は、リノベる。で2019年に中古マンション購入+リノベーションを行った「Mさん」に焦点を当て、暮らしている猫との出会いから、猫と人のために行ったリノベーション完成までの軌跡をたどる物語を、絵本風のストーリー形式でご覧いただけるようにしました。

家型のトンネルをくぐりながらストーリーを楽しむ

リノベるとの出会いから、住まいが完成するまでのストーリーを5枚にまとめたパネル

トンネルを抜けると、猫好きあるあるの悩みを解決するリノベーションのヒントをまとめた「猫をもっと愛するための住まいのヒント」展示をご用意。

5種類の猫リノベのヒントが書いてある。

キャットウォークや猫扉など、猫のためにできるリノベのアイデアをまとめました。

さらに進んだ先では「Mさん宅 間取り」展示や、Mさん宅の現在のくらしをまとめた猫のルームツアー動画の放映を行いました。

展示の様子。様々なコンテンツを用意

Mさん宅の間取り。リノベる。著書の『いちばん楽しいマンションの間取り図鑑』(出版:株式会社エクスナレッジ)より引用

Mさんリアルな暮らしがわかるルームツアー動画

今回は猫の偏愛ということで、猫好きな企業様から多くの協力をいただきました。木製家具メーカーのカリモクが販売する猫向けの木製家具ブランド「KARIMOKU CAT」を展示。

「KARIMOKU CAT」の展示は、暮らしに溶け込む様子を体感いただけるよう、同ビルのショール―ムでも行いました。

リノベーションされたマンションの一室に製品をスタイリング。

また、国内初の猫専門フレッシュフードブランド「uniam(ユニアム)」に、初のPOPUPストアを期間限定で開催していただきました。通常は定期販売のみですが、イベント期間中は1パックから単品で購入できるように。

猫好きが集まったこともあり、多くの方が帰りを待っている猫のためにお土産としてご購入されていきました。

uniamのブース

 

当日の様子

猫好き、リノベ好き、骨董通りで気になって見に来て下さった方、中にはメディアでの掲載を見て、県外から来て下さった方など、多くの方に楽しんでいただくことができたのではないでしょうか。

 

もっと多くの「好き」から生まれたくらしを発信したい

今回の発信は、「偏愛」というキーワードを軸に、誰もが持っている自分らしい「好き」という気持ちを形にした「偏愛」のある暮らしを発信することで、リノベーションの魅力と可能性を伝えるものでした。

猫をきっかけに、これまでリノベーションに興味のなかった方が、「こんな住まいに住んでみたい!」「リノベすることで猫とこんな幸せに暮らせるんだ!」と、リノベーションやリノベるに可能性を感じてもらうことを目指していました。

来場者からは、「こんな風にしたらうちの猫も喜ぶだろうな。」「このリノベならやってみたい!」「このキャットウォークいいな…」「配管ごと変えられるのは知らなかった。リノベーションのイメージが変わった!」などの声をいただくことができ、少しずつ可能性を感じてもらえたのではないでしょうか。

今回の発信は猫でしたが、リノベるでは多様な「偏愛くらし」が次々と生まれています。

お客さま一人ひとりの大切なこと、好きなことを大切にしてきたリノベるだからこそできることは何か。これからも「日本の暮らしを、世界で一番、かしこく素敵に。」できるよう、お客さまひとり一人に寄り添い続け、そこで生まれた「偏愛くらし」をお届けしていこうと考えています。

今後の発信にご期待ください。

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