【Vol.53】 お客様の住まいづくりに寄り添う文化から生まれた リノベる独自の表彰制度「ストーリーアワード」

2020.06.19
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【Vol.53】 お客様の住まいづくりに寄り添う文化から生まれた リノベる独自の表彰制度「ストーリーアワード」

昨年度から始まった、リノベる独自の表彰制度のひとつ「ストーリーアワード」。前回ご紹介したオンライン社員総会の中で、決勝プレゼンと投票・表彰が行われました。「日本の暮らしを、世界で一番、かしこく素敵に。」というミッション実現に向けて、リノベるの本気度を示す象徴のひとつでもあるストーリーアワードについて「リノベる。事業戦略部」部長の溝口めぐ美がご紹介します。

■プロフィール 


溝口めぐ美 Megumi Mizoguchi

リノベる株式会社 リノベーション本部 リノベる。事業戦略部 部長
新築住宅の設計、リノベーション住宅のtoC、toB向けコンサルティング、広報、新規事業企画・推進の経験を経て2019年リノベる入社。「子どもたちの時代へ豊かな街が続くこと」を目指し、既存事業の基盤整備と新規事業の立上げを、リノベる。事業戦略部部長として率いる。信条は「つくり、つたえ、つなぐ」こと。

Q.ストーリーアワードが創設された背景を教えてください。

これまでも、社内のリノベーション事業に関わるメンバー間でお客様の事例共有会は行っていたのですが、折に触れ、他部門の方から「共有してほしい!」という声が出ていたようです。ちょうど2019年のはじめ頃、そうした話題が社内で挙がり「これは全社イベントとして行いたいね」という話から、トントン拍子で表彰制度化されました。
ワンストップ・リノベーションサービス「リノベる。」を提供している私たちが「これをやらなくてどうする」「これはやるべきだよね!」という自然な流れでした。
その時に社内で話し合って決めたのは、作品としてデザインを褒め称えるのではなく、お客様の「課題を価値に」し、「かしこく素敵な暮らし」の実現、具現化を褒め称えるものにしよう、ということ。お客様一人ひとりにそれぞれのストーリーがあることから、自然とタイトルは「ストーリーアワード」になり、選出基準や評価ポイントもおのずと決まりました。

ストーリーアワードの目的は『リノベる。メンバーが、住まい手の「かしこく素敵な暮らし」実現を常に目指し、その実現に誇りを持つ文化を醸成すること』。そしてゴールイメージとして『リノベる。メンバーが、ストーリーアワードを目指し、受賞した人に憧れ、受賞を褒め称え、受賞で自信をつけてより良い仕事をできるような循環を生む』こと、と改めて明文化しました。

Q.社内のエントリー状況について教えてください。

毎年50件以上のエントリーがある中、お客様からいただくNPSアンケート(顧客満足度調査)が高得点なものから、関係者の推薦コメントをもとに選出したチームにて一次予選を行います。
2019年度は上期・下期に分け、かつ東日本・西日本に分かれ、それぞれ一次予選を、さらに一次予選通過した10チームにて二次予選を行いました。とても多くのエントリーの中から予選へ進めるのは狭き門なので、各予選で発表できること自体が十分に素晴らしいことですよね。
二次予選では10チームがプレゼンし、そこから投票で選ばれた上位3チームが本選へ進みます。本選は社員総会の中、200名超の全社員のみなさんの前で発表する、たいへんな大舞台になります。

Q.アワードの創設によって社内に起き始めている変化・反応をどのように感じていますか。

リノベるの社員は皆、この仕事が大好きで携わっている方ばかりなので、「ストーリーアワード」は特別な存在になっている印象です。
「他のメンバーたちが携わったストーリーを知れる機会ができて嬉しい」とか「予選のストーリーも全部見たい」といった声が多く出てきています。若手メンバーにとっては、「早く自分もエントリーされるようになりたい!」と思う憧れの舞台となっています。
そんなこともあり、エントリーされた方は気合が入るようで、プレゼンは回を追うごとにレベルアップしています。また、コーポレート部門や都市創造事業に関わる他部門の社員から「リノベる。の提供価値を深く理解できた」「リノベるにいることを誇らしく思った」と言った声も聞こえてきます。部門間の相互理解にもつながり、全社的によい影響が出ていると感じています。

Q.先日行われた第2回を振返って、個人的に特に印象に残ったストーリーを教えてください。

第2回ストーリーアワード本選は3組が出場、Zoomを用いたオンライン社員総会の中で、リアルタイムで決勝プレゼンが行われました。オンラインツール「Comment Screen」のおかげで、温かいスタンプや声援がスクリーン一杯にあふれる中での発表になり、私個人としても発表を視聴しながらとても胸が熱くなりました。オフラインではむしろ生まれることのない、新しい熱量の伝わり方でしたね。

 

本選に残った3組は甲乙つけがたい、それぞれにかしこく素敵な住まいづくりのストーリーでしたが、特に、グランプリに輝いたリノベる。関西設計・施工部の五十嵐直也が発表した「小さな終の住処」が、とても感動的なストーリーでして、、「リノベーションって、人に生きる力を与えることができるのだな」と。そういうストーリーを紡ぐことができた担当者は素晴らしいお仕事をされたな、お客様がハッピーになって本当によかったなと、本当に心から感動してしまいました。これこそが「ストーリーアワード」、そう思いました。

Q.最後に、ストーリーアワード含めリノベる。事業を推進する事業戦略部として今後の展望、動きについてお聞かせください。

私たち「リノベる。事業戦略部」は、ワンストップリノベーションサービス「リノベる。」事業を推進する営業や設計のメンバーが本業に集中できるように、事業基盤を整備したり、試行段階の新しい取り組みを立ち上げたりといった業務が中心のチームです。
現在、「リノベる。」してくださったご契約者様の、その先の暮らしにずっと寄り添うサービスの提供準備をしているところです。「かしこく、素敵な暮らし」を標榜するリノベるにとって、いつか立ち上げたいと思っていた念願の取り組み。
この取り組みを起点に、よりお客様へ「かしこく素敵な暮らし」をお届けし続けることができると、私やチーム含めリノベる全員で、今からワクワクしています。

「ストーリーアワード」サイドストーリー

ストーリーアワードのグランプリ受賞者に贈られる盾。
実はこの盾は、古いものに命を吹き込むリノベーションの象徴として、廃材となる予定だった障子が使われています。(多能工として活躍中のリノベる設計・施工チームの上島 拓真がDIYで制作しました。)
受賞者たちの名前が刻まれた盾が、今後もリノベる社内に受け継がれていきます。

今回グランプリ受賞した、関西設計・施工部 五十嵐 直也

 

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