リノベるが提供するワンストップ・リノベーションは「不動産」「建築」「金融」にまたがる広い領域と、深い高度な専門性が求められます。産業が抱える課題を価値に変えることを目指し、テクノロジーを活用したプラットフォームを構築。直営事業で培った経験・ノウハウをオープン化するリノベるは、全国の事業者、設計事務所、工務店、不動産仲介会社とパートナーシップを構築し、その輪は350社まで広がっています。
その中でも、全国各地で「リノベる。」事業を展開するエリアパートナーは、各地域で活躍する企業であると共にリノベるにとっては「リノベる エリアパートナー事業部」の一員でもあります。
今回はエリアパートナーたちとの取り組みを、イベントの様子を通じて紹介してまいります。
その日、スーツケースを携えて会場に集まったのは、全国に広がるリノベるのエリアパートナー（加盟企業）たち。普段は各社が各地で「リノベる。」としてワンストップ・リノベーションサービスを展開していますが、このようにパートナーが一堂に会する研修イベントが定期的に行われています。
「リノベーションの社会的ニーズは、これから益々高まっていきます。リノベると一緒に成長し、地域、社会へ貢献していきましょう。」という担当役員 安河内の挨拶に始まり、代表の山下からは、アジアで最も革新的なベンチャー企業を選出するアワード「2019 Red Herring Top 100 Asia」受賞の報告がありました。グローバルな評価は、パートナーの皆さまにも嬉しいニュースとして受けとめていただきました。
さらにイベント前半には、契約数を大幅に伸ばしたパートナーによる事例の共有が行われました。発表はパートナー企業の担当者自らが行います。
各社ですぐに実践しやすい数々の事例共有に、真剣に耳を傾ける参加者たち。質疑応答では準備やヒアリング内容の詳細など、より具体的な内容に迫る質問が続出し、パートナーたちの本気度の高さをうかがわせました。
続く実践型ワークショップは、各社混合チームでスタート。
チームで議論を進める中で「あ！その視点はうちには無かったです。」「こういう時、どうしていますか？」という声が会場のあちこちで聞こえてきました。発表の時間では「リノベる。に参加している目的は何か」という問いに、地域社会への貢献といった声が多く挙がり、一同大きくうなずく場面も。
同じ方向を目指す仲間同士であることを再認識できたワークショップは、事後の参加者アンケートでも高く評価されました。
イベント後半の目玉は、リノベる本部スタッフによるレクチャーです。
リノベるは、パートナーの輪を広げる起点となる「コネクティッド本部」、日々パートナーをサポートする「マーケットプレイス本部」を擁しています。彼らを中心に「人財育成」「物件情報収集」「住宅ローンソリューション」「インテリア」と4つの領域それぞれのプロフェッショナルが、最新情報の提供・レクチャーを行いました。
中でも、9月にリリースされた、リノベーションに特化したオンライン住宅ローンマッチングサービス「モゲチェック・リノベーション」や「インテリア」に関するレクチャーは、参加者アンケートで「もっと聞いてみたい」と要望が高い結果に。リノベるがミッションで謳う “かしこく素敵な暮らし”に共感してくれているパートナーとして「トータルに暮らしを提案していきたい」という意思がうかがえます。
今回のイベントを通じてパートナー各社から「リノベるがミッションからブレずに、さらなる成長を目指していることを改めて確認できた」、
「他のパートナーの取り組みや情報共有、交流を通じて、自社を客観的に振り返ることができた」といった意見が寄せられました。
また、「自分たちの地域では住宅以外にもビルのコンバージョンなどのニーズも高いので、リノベるの他事業（都市創造事業）との情報共有を深めていきたい」など新たなニーズや課題につながる意見もヒアリングできました。
私たちリノベるのスーパーバイザーは、自らの豊富な営業経験やマーケティング知識を最大限に活かしてパートナーが抱える課題に共に向き合い、日々サポートを行っています。彼らの強みは、実践的で本質的な課題解決力。
「ゴール逆算思考」を合言葉にテクノロジーを活用した仕組みの強化と、スーパーバイザー個人のスキルアップを図っています。
全国に広がるエリアパートナーとの連携は、リノベるにとって「日本の暮らしを、世界で一番、かしこく素敵に。」というミッションの実現に一歩近づく大切な絆です。
私たちリノベるが構築する中古住宅流通とリノベーションのO2Oプラットフォームは、テクノジーやプロダクトにとどまらず、不動産、設計、施工のパートナーネットワークという「リアルな現場の技と情熱」に支えられています。そして日々蓄積するノウハウ、ナレッジにテクノロジーと現場の力を掛け合わせることで進化を続けてまいります。
今後もエリアパートナーとの連携をより密に、パートナーネットワークを広げてまいります。
※次回は設計・施工パートナー企業達との連携について紹介します。
