「リノベる。」が、新たなブランドを発表しました。その名も『リノベる。meets』(リノベる。ミーツ)。2月24日(金)から、首都圏を中心にサービスインしています。今回はその詳細について、先日開催したプレス向け発表会の模様とともにお伝えします。
リノベるは創業以来、延べ1,000組を超えるお客さまに、リノベーションを通して、一人ひとりにあった「らしい暮らし」を提供してきました。設立から5年以上の時間を経た今、お客さまのライフスタイルの多様化はさらに進み、事業者としても、より幅広い提案が求められるようになっています。
そうした声に応えるべく新たに立ち上げるのが、『リノベる。meets』です。
『リノベる。meets』とは、衣・食・住をはじめ、さまざまなカテゴリーのプレイヤーをパートナーに迎え、日本の住空間の“新たな可能性”を提案する、コラボレーションブランド。業種や組織の大小を問わず、さまざまな企業・個人とのコラボレーションを通じて、一社だけではなしえない魅力的なサービスを生み出していきます。
さて、その『リノベる。meets』プロジェクトの第一弾が、アーバンライクな空間デザインを得意とするマキハウスとのコラボレーション『リノベる。meets MAKIHAUS』です。
マキハウスはハイグレードな機能性、デザイン性、住宅性能を持つ家を、規格化することにより、リーズナブルな価格で提供することを得意とする企業。これまで福岡県近辺を中心に多くの実績を有しています。
リノベるにとっても新しいチャレンジとなる、『リノベる。meets MAKIHAUS』。このブランドの立ち上げを、先日開催したプレスイベントで発表させていただきました。
リノベる代表の山下と、マキハウス代表の眞木さん、それぞれのコメントを、Q&A形式で一部ご紹介します。
マキハウス眞木代表(写真手前)と、リノベる代表の山下(写真奥)。
山下:
リノベるでは、リノベーションという選択肢を、誰もが不要な苦労をすることなく選べる世界を目指し、物件購入・ローン・リノベーション施工までをワンストップで提供する“仕組み”を作り、日々磨いております。私たちが提供しているのはあくまでもこの仕組みだという認識で、デザインについて特定のスタイルを強く打ち出すことは敢えて避けてきました。
一方で、リノベーションの認知が広まるにつれ、ユーザーのニーズは多様化しています。強いこだわりを持ち、自分ですべてを作り込みたいというお客さまばかりでなく、自分にあった素敵な空間に暮らしたいという前提があったうえで「もっと分かりやすく」「もっと簡単に」というお客さまも増えています。
そうした声に応えるべく、「リノベる。」の“仕組み”の上に、さまざまなブランドに乗っていただく。「リノベる。」がハブとなり、衣・食・住のさまざまなブランドと手を組んで、新しいイメージをつくっていきたいと考えています。
山下:
衣食住に関わるブランドで、それぞれの領域で強いファンを持っておられるところを想定しています。ファッションブランド、食のブランド、あるいはメディアなど、さまざまな可能性があると考えています。
山下:
MAKIHAUSの得意とする“アーバンライク”なデザインテイストが大きな特徴になります。これまで「リノベる。」が提供してきた空間とは、明らかに違うものになるでしょう。
眞木:
MAKIHAUSでは、リノベーションデザインの骨格となる5つの要素を「5FUSIONS」として明示しています。
表面的なデザインだけではなく、徹底して導線を考えたプランニング。お客さまのライフスタイルによって、どのような導線設計をするべきかを考え、形にすることにこだわっています。
収納は、単にウォークインクローゼットを作りさえすればいいというものではありません。どこに何をしまうのか、お客さまの収納プランをヒアリングし、見せる・隠すのバランスも踏まえ、収納をいちからデザインします。オリジナルの収納部材なども用意しています。
例えば私たちの家づくりでは、プランする前にお部屋に置くソファを選んでいただき、そこからフローリングの色や間取りを考えていくこともあります。インテリアから始まる家づくりが、MAKIHAUSの家づくりです。
全体を明るくするのではなく、「影」をつくるライティングにこだわります。陰影をデザインし、お部屋を豊かに見せるようにしています。
“遺りつづける建材”を使います。例えば、フローリングは自然のもの、ビニールクロスは使わず塗り壁を用いるなど、素材には徹底してこだわります。
MAKIHAUSでは、こうしたコンセプトのもとハイエンド層向けの家づくりを展開しており、今回の「リノベる。meets MAKIHAUS」ブランドでも同様の展開を想定しています。
山下:
確かにブランドによっては、全てを自分たちで抱え込みたいと考える企業もあるでしょう。しかし、自己完結にこだわらず、積極的に外部と手を取り合い、お互い得意なところを持ち寄って一緒にやっていこうという考え方は、今の時代にあった考え方だと思っています。一社ではなく、社内外をとわずさまざまなメンバーで構成されたチームをつくり、新たな提案をしていく。これこそが、これからのライフスタイル提案のあり方だと思っています。
住まいとは異なる領域のブランドとの計画も進行中。4半期毎に1ブランドのペースを予定しています。続報は順次こちらでお知らせしていきます。お楽しみに!